更けると涼しい月がビルの間から 山頭火 ふけると すずしい つきが ビルの あいだから 昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期『草木塔』柿の葉 解説 夜が更けると、ビルの谷間から涼しい月がのぞいた。昼の都会の暑さと喧噪がしずまって、月だけが山の夜と同じ顔をしている。都会でも月は旅人の連れである。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句みんなかへる家はあるゆふべのゆきき 次の句 →今日の足音のいちはやく橋をわたりくる ことばをたどる 月 『草木塔』七百一句の一覧へ
夜が更けると、ビルの谷間から涼しい月がのぞいた。昼の都会の暑さと喧噪がしずまって、月だけが山の夜と同じ顔をしている。都会でも月は旅人の連れである。