雪空の最後の一つをもぐ 山頭火 ゆきぞらの さいごのひとつを もぐ 昭和7年〜9年(1932-1934) 其中庵にて『草木塔』其中一人 解説 雪もよいの空の下、木に残った最後の実をもぐ。柚子か柿か、句は言わない。枝が軽くなり、空はいよいよ雪を落とすばかり。ひとつの実で、今年の実りが仕舞いになる。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句落葉ふる奥ふかく御仏を観る 次の句 →其中雪ふる一人として火を焚く 『草木塔』七百一句の一覧へ
雪もよいの空の下、木に残った最後の実をもぐ。柚子か柿か、句は言わない。枝が軽くなり、空はいよいよ雪を落とすばかり。ひとつの実で、今年の実りが仕舞いになる。