ふつと影がかすめていつた風 山頭火 ふっと かげが かすめて いった かぜ 昭和12年〜13年(1937-1938) 其中庵晩期『草木塔』柿の葉 解説 ふっと影がかすめた。鳥か、葉か、確かめる間もなく過ぎて、あとには風だけが残る。名づける前に消えてしまうものたち。その一瞬の気配だけをつかまえた句である。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句あたたかい白い飯が在る 次の句 →風の明暗をたどる ことばをたどる 風 『草木塔』七百一句の一覧へ
ふっと影がかすめた。鳥か、葉か、確かめる間もなく過ぎて、あとには風だけが残る。名づける前に消えてしまうものたち。その一瞬の気配だけをつかまえた句である。