山頭火アラーム
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ほろにがさもふるさとの蕗のとう

ほろにがさも ふるさとの ふきのとう

昭和11年〜12年(1936-1937) 其中庵にて
『草木塔』雑草風景

解説

春いちばんに顔を出す蕗のとうを口にすると、ほろ苦さが広がる。その苦みは、そのまま遠いふるさとの味でもある。なつかしさには少しの苦さが混じるものだと、季節の芽ひとつがそっと教えてくれる。苦いのに、どこかあたたかい。

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