病めば梅ぼしのあかさ 山頭火 やめば うめぼしのあかさ 昭和11年〜12年(1936-1937) 其中庵にて『草木塔』雑草風景 解説 病んで床についた目に、梅干しの赤さがしみる。食欲もない身にとって、粥に添えられたひと粒の赤は、鮮やかすぎるほど鮮やかだ。病中のとぼしい膳の上に、色だけがくっきり残った。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句誰も来ないとうがらし赤うなる 次の句 →なんぼう考へてもおんなじことの落葉ふみあるく 『草木塔』七百一句の一覧へ
病んで床についた目に、梅干しの赤さがしみる。食欲もない身にとって、粥に添えられたひと粒の赤は、鮮やかすぎるほど鮮やかだ。病中のとぼしい膳の上に、色だけがくっきり残った。