勝たねばならない大地いつせいに芽吹かうとする 山頭火 かたねば ならない だいち いっせいに めぶこうとする 昭和12年〜13年(1937-1938) 戦時の句『草木塔』銃後 解説 勝たねばならない、という時代の合言葉が響くなか、大地はただいっせいに芽吹こうとしている。人の戦争とはかかわりなくめぐってくる春の力。句の中で、標語と自然が黙って並んでいる。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句雪へ雪ふる戦ひはこれからだといふ 次の句 →いさましくもかなしくも白い函 『草木塔』七百一句の一覧へ
勝たねばならない、という時代の合言葉が響くなか、大地はただいっせいに芽吹こうとしている。人の戦争とはかかわりなくめぐってくる春の力。句の中で、標語と自然が黙って並んでいる。