酔へなくなつたみじめさはこほろぎがなく 山頭火 よえなくなった みじめさは こおろぎが なく 昭和9年〜11年(1934-1936) 山へ水へ『草木塔』山行水行 解説 飲んでも酔えなくなった。そのみじめさに寄り添うように、こおろぎが鳴く。酒でごまかせない夜は、虫の声がいやに耳へ入ってくる。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句昼もしづかな蠅が蠅たたきを知つてゐる 次の句 →はだかではだかの子にたたかれてゐる 『草木塔』七百一句の一覧へ
飲んでも酔えなくなった。そのみじめさに寄り添うように、こおろぎが鳴く。酒でごまかせない夜は、虫の声がいやに耳へ入ってくる。