焚くだけの枯木はひろへた山が晴れてゐる 山頭火 たくだけの かれきは ひろえた やまがはれている 昭和9年〜11年(1934-1936) 山へ水へ『草木塔』山行水行 聞く 解説 今日焚くぶんの枯木は拾い集めた。ふと顔を上げれば、山が晴れている。それだけで今日は足りている。多くを望まない暮らしの、朝のひと仕事を終えたあとの小さな満足と、晴れわたる山の明るさが、静かに響き合っている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句ここにかうしてわたしをおいてゐる冬夜 次の句 →病めば鶲がそこらまで ことばをたどる 山 『草木塔』七百一句の一覧へ
今日焚くぶんの枯木は拾い集めた。ふと顔を上げれば、山が晴れている。それだけで今日は足りている。多くを望まない暮らしの、朝のひと仕事を終えたあとの小さな満足と、晴れわたる山の明るさが、静かに響き合っている。