ひとりで蚊にくはれてゐる 山頭火 ひとりで かに くわれている 大正14年〜昭和7年(1925-1932) 行乞流転の旅『草木塔』鉢の子 解説 蚊に食われるのも自分ひとり、払う手も自分。誰に見せるでもない旅の夜の、いとおしいような滑稽さが、そのまま一句になっている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句落ちかかる月を観てゐるに一人 次の句 →投げだしてまだ陽のある脚 ことばをたどる ひとり 『草木塔』七百一句の一覧へ
蚊に食われるのも自分ひとり、払う手も自分。誰に見せるでもない旅の夜の、いとおしいような滑稽さが、そのまま一句になっている。