草にも風が出てきた豆腐も冷えただろ 山頭火 くさにも かぜが でてきた とうふも ひえただろ 昭和9年〜11年(1934-1936) 山へ水へ『草木塔』山行水行 解説 夕方、草を渡る風が出てきた。水に沈めた豆腐も、そろそろ冷えただろう。風と豆腐で夕餉の支度が整う。暑い一日の終わりの、ささやかな楽しみ。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句百合咲けばお地蔵さまにも百合の花 次の句 →風がすずしく吹きぬけるので蜂もとんぼも ことばをたどる 草 風 『草木塔』七百一句の一覧へ
夕方、草を渡る風が出てきた。水に沈めた豆腐も、そろそろ冷えただろう。風と豆腐で夕餉の支度が整う。暑い一日の終わりの、ささやかな楽しみ。