燕とびかふ旅から旅へ草鞋を穿く 山頭火 つばめとびかう たびからたびえ わらじをはく 昭和11年(1936) 東への長旅『草木塔』旅から旅へ 聞く 解説 頭上を燕が行き交う春の朝、山頭火もまた新しい草鞋の紐を結ぶ。渡ってきた鳥と、放浪の人。どちらも旅から旅へ。出発のたびに草鞋を穿くという小さな儀式が、この暮らしの律動をつくっている。今日もまた、歩き出すだけだ。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句おわかれの水鳥がういたりしづんだり 次の句 →もう逢へますまい木の芽のくもり ことばをたどる 旅 『草木塔』七百一句の一覧へ
頭上を燕が行き交う春の朝、山頭火もまた新しい草鞋の紐を結ぶ。渡ってきた鳥と、放浪の人。どちらも旅から旅へ。出発のたびに草鞋を穿くという小さな儀式が、この暮らしの律動をつくっている。今日もまた、歩き出すだけだ。