呼子港 朝凪の島を二つおく 山頭火 あさなぎの しまを ふたつ おく 大正14年〜昭和7年(1925-1932) 行乞流転の旅『草木塔』鉢の子 聞く 解説 風のやんだ朝の海に、島が二つ浮かんでいる。「おく」という言葉ひとつで、まるで誰かがそっとそこに置いたかのようだ。波も風も動かない、夏の朝だけの静けさ。目覚めたばかりの心に、そのまま広がっていく風景がある。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句いつまで旅することの爪をきる 次の句 →冬雨の石階をのぼるサンタマリヤ 『草木塔』七百一句の一覧へ
風のやんだ朝の海に、島が二つ浮かんでいる。「おく」という言葉ひとつで、まるで誰かがそっとそこに置いたかのようだ。波も風も動かない、夏の朝だけの静けさ。目覚めたばかりの心に、そのまま広がっていく風景がある。