寝ざめ雪ふる、さびしがるではないが 山頭火 ねざめ ゆきふる さびしがるでは ないが 昭和9年〜11年(1934-1936) 山へ水へ『草木塔』山行水行 聞く 解説 目を覚ますと、雪が降っている。さびしがっているわけではないが、と言いながら、その言葉のうしろには、ひとりの寝覚めのかすかな心細さがのぞく。強がりでも嘆きでもない、その正直さが、雪のようにしんとした余韻を残す。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句椿のおちる水のながれる 次の句 →誰か来さうな雪がちらほら ことばをたどる 雪 ふる 『草木塔』七百一句の一覧へ
目を覚ますと、雪が降っている。さびしがっているわけではないが、と言いながら、その言葉のうしろには、ひとりの寝覚めのかすかな心細さがのぞく。強がりでも嘆きでもない、その正直さが、雪のようにしんとした余韻を残す。