山頭火アラーム
日本語EN

寝ざめ雪ふる、さびしがるではないが

ねざめ ゆきふる さびしがるでは ないが

昭和9年〜11年(1934-1936) 山へ水へ
『草木塔』山行水行

解説

目を覚ますと、雪が降っている。さびしがっているわけではないが、と言いながら、その言葉のうしろには、ひとりの寝覚めのかすかな心細さがのぞく。強がりでも嘆きでもない、その正直さが、雪のようにしんとした余韻を残す。

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