炎天をいただいて乞ひ歩く 山頭火 えんてんを いただいて こいあるく 大正14年〜昭和7年(1925-1932) 行乞流転の旅『草木塔』鉢の子 聞く 解説 照りつける真夏の空を「いただいて」、托鉢して歩く。灼けつく日ざしさえ、天からの授かりものとして受けとってしまう。行乞という暮らしの厳しさと、それをまるごと引き受けた者の静かな覚悟が、「いただく」の一語に込められている。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句しとどに濡れてこれは道しるべの石 次の句 →鴉啼いてわたしも一人 ことばをたどる あるく 乞う 『草木塔』七百一句の一覧へ
照りつける真夏の空を「いただいて」、托鉢して歩く。灼けつく日ざしさえ、天からの授かりものとして受けとってしまう。行乞という暮らしの厳しさと、それをまるごと引き受けた者の静かな覚悟が、「いただく」の一語に込められている。