ほろりとぬけた歯ではある 山頭火 ほろりと ぬけた は では ある 大正14年〜昭和7年(1925-1932) 行乞流転の旅『草木塔』鉢の子 解説 歯が、ほろりと抜けた。痛みもなく、あっけない。「ではある」という受けとめ方に、老いをしみじみと認めるまでの、わずかな間がある。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句冬雨の石階をのぼるサンタマリヤ 次の句 →寒い雲がいそぐ 『草木塔』七百一句の一覧へ
歯が、ほろりと抜けた。痛みもなく、あっけない。「ではある」という受けとめ方に、老いをしみじみと認めるまでの、わずかな間がある。