もらうてもどる水がこぼれるすずしくも 山頭火 もろうてもどる みずがこぼれる すずしくも 昭和14年〜15年(1939-1940) 松山・一草庵『草木塔』鴉 聞く 解説 水を分けてもらい、抱えて帰る。歩くたびに揺れてこぼれ、そのしずくが素肌に涼しい。乏しい暮らしのまんなかにある小さな快さを、こぼれてゆく水の側から書きとめている。夏の朝の一杯の水が、すこしおいしくなる句。 この句を、あしたのアラームにする(無料のiOSアプリ) この句をおくる 共有する X に投稿 LINE でおくる URLをコピー ← 前の句炎天のレールまつすぐ 次の句 →鉦たたきよ鉦をたたいてどこにゐる ことばをたどる 水 『草木塔』七百一句の一覧へ
水を分けてもらい、抱えて帰る。歩くたびに揺れてこぼれ、そのしずくが素肌に涼しい。乏しい暮らしのまんなかにある小さな快さを、こぼれてゆく水の側から書きとめている。夏の朝の一杯の水が、すこしおいしくなる句。